真夏の石運びは疲れました。母はギブアップし私は水筒とペットボトルの水を一気に飲み干しました。3リットルの水は直ぐになくなってしまいます。塩分補給の為水には少しの塩を入れてあります。
まずは、窯の設置場所の選定です。母は竹山のすぐ近くが良いと言いましたが、後々の事を考えて畑に決めました。この場所は今は亡き父と、私が幼い頃から一緒に畑仕事をした思い出の多い場所です。周りには田んぼがあり小さな川(溝と言った方が良いかも)が流れています。ちょっとした盆地になっており、夏は大変暑く、冬の朝は霜が強いです。昼間はぽかぽかと暖かい場所です。又、車の便もよく、今になって母もこの場所でよかったと言っております。
写真にマウスポインタを乗せると・・・
2002年7月より窯作りの準備をはじめました。休日を利用して、赤土・砂利を軽トラックで合わせて30台運びました。
梅雨の真っ最中でもあり地面はぬかるんで、畑の真中で砂利を積んだまま立ち往生し、トラクターで引っ張り牽引ロープが切れたりと今考えると良くやったなーと思います。ダンプ付き軽トラックは会社の人の友人から3日間の借り物でしたので、雨にも負けず頑張りました。
いよいよ小屋作りです小屋作りの師匠は近くで窯作りをしていた中野さんに頼みました。6月に偶然お会いした事から今回の窯作りが始まった訳です。師匠(68才)と助手の女性(70才・どかたで鍛えた体はハンパじゃなかった!)の二人で作って下さいました。休日はもちろん私も作業しました。稲刈りも終わった 10月20日から作り始めした。
柱を立てる穴を60Cm掘ると、水が染み出してきます。30分でこのようになりました。柱を立てるときは、動噴で水を吸い出して石・砂利・セメントを入れ防腐剤のクレオソートを塗りビニールで巻いた柱を立てました。
休日は妻も作業に借り出されます 。家族みんなで作ります炭焼き小屋の柱はヒノキや杉を実家の山から切り出してきました。 木の皮を剥ぐと木のなんともいえない良い匂いがしてきます。

小屋の形が出来てきました。

屋根にスレートを張り、窯壁となる土を止めるブロックを組ます。
ブロックを組み窯壁となる赤土を一輪車で運びます。
師匠の窯です。この窯の横に以前焼いていた窯跡があります。そこから焼き土を譲っていただきました。ポインタを載せると窯跡が見れます。窯跡の上に柱が横たわっています。その上が焼き土です。焼き土は窯の天井を作るとき生の赤土と混ぜて作ります。こうするとひび割れが少なく強い天井が出来ます。
窯壁の赤土を入れていきます。昼間は私は仕事があり師匠と助手の方二人で作業されます。夜に作業の進み具合を見学に行くのが日課になりました。休日が待ち遠しい日々が続きました。











運んだ砂利を早速整地します。
排煙口の煙の引き具合を見る為火を焚き煙の引き具合を確認します。
窯壁が完成した後火を焚き乾燥させます。
師匠はチェーンソウで丸太に穴を開け小屋となる柱を立てます。
昼間に師匠に写真を撮ってもらいました焚き口つくりが始まりました。この部分で火を焚き炭を作ります師匠の影が映っています。石集めのとき重い石があり量ってみると70Kgを越えた石がありましたがここに納ったようです。
石と土で壁を築いて行きます。
この石を見ると真夏の石集めが思い出されます。
排煙口は窯の出来を左右する大事な部分です昔から「くど(煙道)つみは他人にはまかせられない」という炭焼きさんの言葉がありますが煙道のつくりかたで窯の性能が違ってきます。
窯の内壁を作って行きます煙道にも石と土で捲いて行きます。
壁が出来ました!後はこの外周に土を入れて行きます。
出来上がった窯壁をみて「千と千尋」の風呂みたいだ!と妻は言っておりました。
天井つくりの前に炭材を入れますこの上に土を載せて行きます焚き口にも斜めにびっしりと木を詰め込みました。
炭材の上にワラを乗せます。
天井上げ終了!
赤土・焼土・生石灰を混ぜて天井用の土を練り込みます。
練った土を師匠がスコップで乗せて行きます。
師匠は練り具合を確認しながら指示を出します。土練りも続けるとひざが笑ってしまいます。
練ったばかりの土は叩くと水分が出てきます表面の光っているものは染み出た水です。
窯の下では汗だくで土練りが続きます!

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2002年11月30日火入れ式を行いました。
親戚、近所の方、妻のご両親も来てくださいました。
火入れ式の朝早く、窯に火を入れる準備です炭材の出し入れ口を師匠がレンガと土で閉めます。





火入れです

火入れ式が終わり早速バーベキューです。親戚近所の方が集まってくださいました。

竹切り燃材あつめ
窯が出来て乾くまでの間に竹切りをしました。
竹林の中に台風で倒れたヒノキ・杉の木があり燃材として運びました。燃材を運びチェーンソウで燃やしやすい大きさに切ります。その時に出た、おがくずを集めて着火の時の燃材にします。これが良く燃えます。(炭焼き何回分のおがくずがあるか見当もつきません)ほど集まりました。
二回ほど竹炭を焼きましたが温度が上がりません!そこで小屋を建てるとき柱を立てる穴から水が染み出したのを思い出しました。母が言いました。ここは嫁に来る前は田んぼだったと!・・・![]()
早速、窯底の排水工事を始めました。窯の底を40Cm〜50Cm掘りそこから溝を掘り隣の低くなっている田んぼへつなげました。石・砂利を入れ排水用の網状のパイプを入れ土を埋め戻しました。小屋の周りも1mの深さで溝を掘り排水パイプを入れて埋め戻し外部から窯底への水の侵入を防ぐことにしました。
写真は窯の中から外を写しました染み出した水が流れて行きます。
ポインタを乗せると外から写した写真が見れます。

小屋の中も掘り返した土で足の踏み場もありません!

溝の下に見えるのが穴のあいた排水用のパイプです。砂利を敷き土を入れていきます。工事が終わり窯の温度が上がるようになりました。
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焚き口を窯内側から写した写真です。